逆上がりができるようになりたいお子さんは多いはず。「友だちはできるのに、なんでぼくはできないんだろう・・・。」と悩んでいる子も多いかもしれません。どのように練習すれば逆上がりができるようになるのでしょうか?この記事では上達するためのコツを伝授します!

逆上がり前の姿勢

まず、前の足は鉄棒より前、後ろの足は鉄棒より後ろになるようにして、お腹が鉄棒に近くなるように足を前後に開きましょう。全体的に前の方に足を置いてみてください。足を後ろの方に置いてしまうと、地面を蹴った後に足が上ではなく前の方に振り上げられ、うまく回転することができなくなってしまいます。
次に肩幅に手を開いて鉄棒を握りましょう。握り方は逆手でも順手でもどちらでも大丈夫です。

肘を曲げる

逆上がりができない人は、回転するときに鉄棒とお腹の位置が遠い人がとても多いです!鉄棒とお腹の位置が遠いと、体の中心で回転することができなくなってしまうため、うまく回転することができません。そして、肘が曲がっていないと、必然的に鉄棒とお腹の位置は遠くなってしまいます。肘を体の後ろ側に引いて鉄棒を体に引きつけることがとても重要です。また、肘が曲がっていても鉄棒が鎖骨や胸の辺りにあるとうまく逆上がりをすることができません。鉄棒はおへそまで引きつけましょう!

大きく蹴り上げる

前後に開いた足のうち、後ろの足を空中のサッカーボールを蹴るキック足、前の足を地面を蹴るジャンプ足とします。ジャンプ足でジャンプをすると同時にキック足で空中をキックします。この時に、キック足は曲げずに伸ばす意識をしてください。また、ジャンプ足にしっかり体重を乗せてから地面を蹴るようにしましょう。逆上がりをする前に鉄棒の後ろ側に立っていると、キック足が上ではなく前の方に振り上げられてしまい、回転できなくなってしまいます。前に足を振り上げるのではなく、後ろ側に蹴る意識をしましょう。そして、キック足で空中のサッカーボールを思い切り蹴るイメージで回転します。オーバーヘットキックするイメージです。足を振り上げたら、地面まで足を振り抜く意識をすることも重要です。

目線はつま先

地面を蹴った後、どこをみて回転するかは非常に重要です。目線は、キック足のつま先を見るようにしましょう。つま先を見ることで、顎を引くことができ、効率良く回転することができるのです。目線が上を向いてしまうと、頭が後ろに傾き、うまく回転できません。

まとめ

逆上がりのコツをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。逆上がりの練習やアドバイスの参考になったら幸いです。